こんにちは、ひよこ@兼業投資家(@chick_invest)です
2022年の上半期衝撃ニュースでもある、JT(2914)とオリックス(8591)の株主優待廃止のお知らせ。オリックスに至っては、個人投資家向けの説明会で「オリックスが株主優待を改悪・変更しない」と言っていたにも関わらず、です。
私自身、株主優待が欲しくて株式投資を初めていますし、投資雑誌でも「株主優待特集」が多く組まれているのは一定のニーズがあるからこそ。
これからも、株主優待目当てでと同じように投資していてもよいのだろうか?
今回は今後の株主優待投資の行く末について考えます。
株主優待廃止のニュース「え?あの企業が?」と思うことが増えてきた
2022年の株主優待廃止のお知らせは「え?あの企業が??」という印象が多いのが特徴だと思います。
クオカードの株主優待が廃止されるのは、「まーそうだよね」と思うんですが、自社商品は宣伝もかねていると思っていて、自社商品の株主優待は廃止する可能性が低いと思っていましたが、、2022年は容赦なく株主優待廃止を発表しています。
JTは年2回から1回に変更・長期保有制度も導入。自社商品だから大丈夫かなと勝手に思っておりました。。
オリックスは株主優待廃止しないと言ったすぐに株主優待廃止の方向へ。。
他にも、マルハニチロ(自社の缶詰詰め合わせ)、フジ日本精糖(自社の砂糖セット)、柿安本店(自社割引券)などなど。持株ではないですが、「え?そうなの??」と軽い衝撃を受けていました。
株主優待廃止はこれからも続くと予想
これから株主優待制度はどうなるかと考えてみると、株主優待廃止の方向に進むと考えます。
一番の理由としては、2022年4月の市場編成で上場維持に必要な最低株主数が減り、株主優待を実施することで株主を増やすメリットがなくなったこと。
個人投資家を株主優待というエサで釣る必要もないということです。
また、海外投資家からは優待の活用が難しいため日本の株主優待制度は不評。
株主優待は自社商品の宣伝といっても、お知らせする資料・配送などコストも考えると負担になっていることは間違いありません。
株主優待目当ての投資はリスクが高い
株主優待を目当てに投資をするのはリスクが高い投資方法だといえます。
株主優待で有名な桐谷さんも米国株を初めていたり、優待投資方法はリスクが高くてオワコンになりつつあるのかも。
株主優待制度が廃止になれば、株価は大きく下落をすることが多くあります。
エリアクエストはわずか1年で株主優待廃止・明光ゼミナールは2度の株主優待改悪発表後に急落。損切するという結果に終わりました。
株主優待の廃止を発表すると下落するほど、株主優待は株価を支えているのです。
株主総会のお土産がなくなったように、株主優待も無くなる未来
大和インベスター・リレーションズの浜口政己コンサルティング部担当部長は「株主平等」の考え方が浸透してきた点を挙げる。近年は、出席者しか受け取れない株主総会の手土産をなくす企業が増えており、「長い目で見れば優待も廃止が進み、還元の軸足が配当に移る」と予想する。
私が投資を始めたころに読んでいたブログや雑誌には、株主総会でもらったお土産がずらりと掲載。自社商品だったり、有名なブランド菓子だったりと「いいなー」と思っていたものです。
私自身は株主総会に足を運んだことがないのですが、オットがもらってきたお土産がありましたね。
オットは本気で話を聞きたかったし、質問もしたかったけど当ててもらえなかったと悔やんでおりました。。株主総会のお土産目当ての人も一定数いたのではと思っています。
この先、株主優待もかなり縮小してしまうんだろうなあ。株主優待が届く時の喜び・楽しさって何物にも代えがたいけどそれがどんどんなくなるのは寂しいですね。
投資方法を軌道修正。優待目当てではなく、配当・株価上昇を念頭に
私は投資を始めたきっかけのひとつに株主優待の存在がありました。株主優待のおかげで貧困時代を切り抜けれたので感謝しております。
この数年は事業内容をみて投資したり、今後伸びるだろうなという業種に投資したりしています。(これは本来の株式投資・苦笑)
また、米国株を開始したことにより株主優待を意識しなくなってきました。
株主優待を廃止しないと思っていたオリックスやJTの廃止を受けて、より株式投資・資産運用を見直して軌道修正する必要があるなと実感。
今後は株主優待銘柄よりも、配当金や資産額を増やすことを念頭に米国株・ETF・ 投資信託に力を入れていこうと思います。
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