株主優待利用

株主優待のメリットとデメリット|節約生活のための株主優待はありなのか

こんにちは、ひよこ@兼業投資家(@chick_invest)です。

マネー雑誌で定期的に特集される株主優待生活。
企業から自社商品や商品券が送られてくるので、節約になるしオトク!というものです。

私自身も10年以上、なにかしらの株主優待をもらっていますが、「お得だし節約になるから株主優待がオススメ!」とは言いません。

株主優待にはリスクもありますし、株主優待は資産形成ではないからです。

株主優待のメリットデメリット、節約生活のための株主優待を勧めない理由を解説していきます。

株主優待とは?

株主優待とは、企業が自社の株を購入してくれた株主に向けて、自社商品やサービスなどの「優待品」を贈る制度です。
株主優待は任意の制度であるため、すべての企業が実施しているわけではありませんが、上場企業のうち約1,487社が優待制度を導入しています。(2022年5月時点)

株主優待のメリットとデメリット|節約生活のための株主優待はありなのか
6月末の権利日までに半年以上継続保有&100株保有でいただいた優待品

 カゴメ株式会社(2811)株主優待到着【2022年6月権利分 自社商品】

株主優待生活のメリット

株を始めた理由のひとつに「株主優待が欲しいから」という人も多くいらっしゃいます。
改めて、株主優待のメリットを3つ紹介します。

1.株主優待がもらえる

定期的に株主優待品がもらえること。これに尽きますね!

株を保有している企業から自社製品や優待券、金券、お米などが届くので、優待品を楽しみながら株式投資が行えます。

株主優待を実施している企業の店舗で株主としての視点で買い物をすると業績や今後の展開など、学ぶことも多いです。

優待品や金券は節約にもつながります。

2.株主優待銘柄を探しやすい

定期的に投資雑誌で株主優待特集をしているので、カタログのように選ぶのもよいですよね。

証券会社の株主優待検索を使えば、株主優待内容や最低投資金額などの条件を指定して、条件を満たす銘柄を簡単に見つけられます。

3.優待利回りが高い銘柄もあり

株主優待は、優待利回りが高い銘柄がある場合もあります。

優待利回りとは、投資金額に対して、1年間に株主優待をどれだけもらえるかを表したもの

 優待利回り(%)=1年間にもらえる株主優待(円)÷投資金額(円)

投資金額10万円に対して、1年間に株主優待を3,000円分もらえる場合、優待利回りは3%(3,000円÷10万円)になります。

東証一部上場企業の平均配当利回りは約2%ですが、株主優待株の優待利回りが5%を超える銘柄もあります。

株主優待のデメリット

株主優待のデメリットは3つあります。

1.株主優待は改悪・廃止されることがある

株主優待が欲しくて保有しているのに、改悪・廃止されることもあります。

主な理由としては以下の2つ

  • 業績悪化
  • 株主優待が人気になりすぎ、経費負担

業績が悪化し、株主優待の経費が負担となり、内容が変更されたり廃止されることもあります。

また、株主優待が人気になりすぎ、株主優待の経費が負担となってしまい、変更・廃止する企業もあります。

株主優待のメリットとデメリット|節約生活のための株主優待はありなのか
優待カタログから選んだ牛タンセット

 オリックス(8591)株主優待廃止へ 2022年5月発表|ひよこの投資運用日誌 (ilovemoney.tokyo)


株主優待以上の損失が発生する可能性がある

株主優待株への投資では、株価が下落して株主優待以上の損失が発生する可能性があります。株主優待の内容に魅力があっても、大きな損失を抱えてしまっては投資する意味がありません。

株主優待のメリットとデメリット|節約生活のための株主優待はありなのか
ユニプレスは株主優待の改悪&含み損もあるので2重苦

 ユニプレス(5949) 株主優待改悪へ 2022年3月権利分より|ひよこの投資運用日誌 (ilovemoney.tokyo)

株主優待目当てもあって保有している株で大きな含み損が発生しているものもあります。
忘れたフリして株価の上昇を待っています・・・

株主優待目当てだから含み損は気にならない」という人もいますが、それはちょっと違う!と言いたい。
株主優待で支えられている株価の場合、株主優待の改悪・廃止の発表と同時に暴落。株価が戻らない可能性もあります。

複利の効果は期待できない

株式投資では、株価の上昇や配当金や売却益を再投資することで、資産が雪だるま式に増えていく複利効果が期待できます。

株主優待でもらえる優待品は再投資できません。

株主優待では、投資元本が増えていかないので、複利効果による資産の増加は期待できません。

株主優待株に投資するときの注意点

株主優待の内容だけで投資しない

株主優待株に投資するときは、優待内容だけで投資しないことが大切。

株主優待が一番の目的であれば、どんな優待品をもらえるかチェックするのは大事なことです。と同時に、業績や財務内容、株式指標なども考慮して投資銘柄を選ぶ必要があります。

すごくお得な株主優待が新設されたときも、企業側が想定している以上の株主優待目当ての投資家が集まり経費が負担。すぐに改悪・廃止される場合もあります。

気を付けましょう。

 株主優待を廃止したエリアクエスト(8921)からクオカード到着|ひよこの投資運用日誌 (ilovemoney.tokyo)

権利付き最終日の直前に購入しない

人気が高い株主優待株は、権利落ち日(権利付き最終日の翌日)に株価が大きく下落する傾向にあります。

権利付き最終日が近づくと、株主優待が欲しい個人投資家の買い注文が増えるためです。

グラフ

権利付き最終日の直前に購入すると、権利落ち日以降に株価が下落して、大きな含み損を抱えてしまう可能性があります。

投資先企業のIR情報を定期的に確認する

株主優待株に投資したら、投資先企業IR(投資家向けの情報)を定期的に確認しましょう

株主優待のメリットとデメリット|節約生活のための株主優待はありなのか

業績はもちろん、特に確認しておきたいのは株主優待の改悪・廃止です。株主優待の改悪・廃止が発表されると、基本的に株価は大きく下落します。

私は定期的に送られてくる株主通信を読むようにしています。
株主優待の改悪・廃止の情報については、株主優待のことをこまめに発信している人をフォローしています。

株主優待で節約生活はできるのか

今でも投資雑誌で定期的に特集されていますが、20年前ならアリだったと思います。
ですが、優待改悪などのリスクも考えると、株主優待だけで節約生活ができるのかと言われると微妙な気もします。

10年以上、何かしらの株主優待をもらっていますが、あまり節約のために!と投資をするのも違うなあと感じています。

私の結論としては、「投資と節約生活はわけて考えて投資する」

株主優待を貰えば嬉しいですが、投資は投資として考えて、株主優待はおまけくらいに思っておくようにして投資をするのがよいかと思います。

夢の株主優待生活。120%楽しむために考えるべきこと。|ひよこの投資運用日誌 (ilovemoney.tokyo)

株主優待の廃止が相次ぐ|株主優待投資の今後について考えてみた|ひよこの投資運用日誌 (ilovemoney.tokyo)

ABOUT ME
ひよこ
40歳の時にお見合い結婚し、オットと2人暮らし。 資産運用記録を中心にふるさと納税や株主優待生活を楽しんでいます。 何事も100点満点ではなく、いろいろ挑戦して80点を取れるようにと思っています。