読んだ本

【感想・書評】映画化も楽しみな「ファーストラブ」島本理生

第159回(平成30年)直木賞受賞、
2020年に真木よう子さん主演でドラマ化、
2021年に北川景子さん主演での実写映画公開が決定した「ファーストラヴ」

直木賞受賞したときに読んだのですが、
映画化するということで、(しかも好きな北川景子さん!)改めて読み返しました。

映画『ファーストラヴ』公式Twitter

映画「ファーストラブ」公式サイト

ファーストラブというタイトルから軽い恋愛ものと思って読むと、ビックリしてしまうかも。
登場人物の家庭問題・心の問題が明らかになり、それぞれの呪縛が暴かれていきます。

ファーストラヴのあらすじ

夏の日の夕方、多摩川沿いを血まみれで歩いていた女子大生・聖山環菜が逮捕された。
彼女は父親の勤務先である美術学校に立ち寄り、あらかじめ購入していた包丁で父親を刺殺した。
環菜は就職活動の最中で、その面接の帰りに凶行に及んだのだった。環菜の美貌も相まって、この事件はマスコミで大きく取り上げられた。

なぜ彼女は父親を殺さなければならなかったのか?

臨床心理士の真壁由紀は、この事件を題材としたノンフィクションの執筆を依頼され、環菜やその周辺の人々と面会を重ねることになる。
そこから浮かび上がってくる、環菜の過去とは? 「家族」という名の迷宮を描く傑作長篇。
(引用元:読書メーターより)

それぞれの家庭とファーストラブ ネタバレあり!

ここからはネタバレの感想です。

島本理生「ファーストラヴ」、誰に誰がファーストラヴなのか問題

何度か読み返すと、タイトルの「ファーストラヴ」はどれを指すのか?
それはそれぞれの解釈があるけども、直木賞を受賞したときのインタビューを読むとなるほどなと感じます。

直木賞受賞・島本理生インタビュー「まだ見るか、ってくらい見てた“悪夢”のこと」

ナラタージュもそうですが、繊細な女子のこころが描かれています。そして悪い男も。
こういうズッシリとくる名作はなかなかありません。

映画化も楽しみな「ファーストラヴ」

北川景子さんが好きというのもあるのですが、これは映画館に見に行けたらと思っています。
(コロナウイルスの影響もあるので、見に行けるか現時点では微妙ですが・・・)

迦葉が中村倫也さんというのも楽しみなのですが、由紀の母役が高岡早紀さんが本当に楽しみです。