コミック「派遣社員あすみの家計簿」が面白かったので、原作となった小説も読んでみました。
▼コミック全3巻は小説1巻分。
読みやすいので、小説が苦手という方はコミックがオススメ。
あすみのように、私自身も派遣社員になったときは極貧乏&浪費家。
シンパシーも感じつつ、過去の自分の反省をまとめました。
派遣社員あすみの家計簿から学ぶ節約の極意
会社を辞めて、理空也から別れの連絡が来たあすみ。
手元にあるのは、銀行残高428円と高額なカード返済が手元にあるなか、親友の仁子と会います。
親友の仁子からのアドバイスは3つ
フリーランスの仁子からあすみにつつましい節約生活のアドバイス。
当初は買い物について、あれやこれや言い訳するあすみ。
仕方ないって言葉はやめなよ。必要じゃないのに買い物するって仕方ないっておかしいから。欲しいから買うんでしょ?
毒舌な仁子だけど、こういうアドバイスをする友達は大事にしないといけないですよね!
①ハローワークに行く
失業者の基本です。
まずは、派遣社員への登録じゃなくて、失業保険の申請をすること。
私も失業保険の申請をしましたが、地味に失業保険を受け取るまで時間がかかります。
そして、自分の給与相場を知って愕然とするのです。
クレジットカードを折る
あすみのよう浪費家で収入の目途がないなら、クレジットカードを折る(使わない)のも大事。
あすみ:「今カードで払っておいて、来月までになんとかすればいいってことじゃない」
なんとかって何?お金が入るあてでもあるの?
カードを使おうが使わなかろうが、来月詰むか、再来月詰むだけの違いだよ
家計簿をつける
毎日、買ったものと財布の中身の残高を書き出す。
買うのは、食料とトイレットペーパーのみ。
安い米・キャベツ・もやし・卵。
アイスを買うお金があるなら豆腐を変え
カップラーメンはというと、
便利でおいしくて、考えなくてすむから癖になる。でもお金がないなら袋ラーメンに野菜とお肉入れて、自分のドンブリで食べて、洗い物までやるものなのよ
使えるものは使う
浪費家って、押し入れに意外なものがあるんですよね。
理空也が残していった食料品。
おかずになりそうなものもあるし、謎に多い香辛料も、味変になります(笑)
やろうと思って買っていたトレッキング用品。歩けないハイヒールをやめて、トレッキングシューズで歩く生活へ。
不用品は売る
バイト先で知り合った、深谷からすすめられたフリマサイトに出品。
そして、理空也が残していった大量の本を売却。
浪費家であった私も、あれやこれやと買い込んだものがたくさんありました。
いろいろ売りましたね。。
自炊は当たり前・仕事は弁当持参
これも当たり前ですよね~!
絵画展の受付バイトのときには、おにぎり・玉子焼き・小松菜のおひたしを百円ショップで買ったタッパーに入れて持っています。
派遣先の七つ丸フーズ販売にも、おにぎり・玉子焼き・野菜炒めのお弁当しています。
私もあすみと同じような節約をしていました
私の話しになりますが、私自身も派遣社員になったときは、極貧乏。
社会保険・失業保険のない仕事だったため、退職してすぐに詰みました(苦笑)
だからなのか、すごく共感しながら読んでしまいました。
派遣社員の仕事が安定するまでは、
主食は米
野菜はジャガイモ・人参・玉ねぎ+@
タンパク質は卵・納豆・鶏むね肉・鮭・サバ缶
という生活を送っていました。
クレジットカードも一時期、使い過ぎて支払いに追われる日々になったことも。。
仁子の「カードを使おうが使わなかろうが、来月詰むか、再来月詰むだけの違いだよ」が今でも心に刺さります・・・
失敗を重ねて、周りに助けられながら、成長すればいい
あすみって、節約生活をしているわりに、たまに「なぜ?」という出費をしているのもリアルがあって、憎めない。
- なんで、そこでマスカラを買うの?
- スコーンは必要経費じゃないでしょ?
- 仕方ない出費って?
- 家計簿をさぼってしまったら、支払いが2,000円足りない事実が発覚
突っ込みどころが満載ですが、そういう失敗を繰り返して、節約生活に慣れていくんだよなと思うのです。
そもそも、こういう思考だからこそ、浪費家。
すんなりと節約生活できないのが当たり前なんだなと改めて気が付きます。
毒舌の仁子に対しても、帰国して楽しいときにお金の相談をしちゃいけないと思い留まるのは本当に大事。
そして、お互いに支えあう関係性もまたよいですよね。
ミルキーや深谷さんにも、上手に甘える・相談できるのも◎
貧困って、相談できないから貧困に落ちていくので、恥ずかしいとか抜きにして相談できる相手がいるっていうのも大事ですよね。
ドラマ化もしてほしい派遣社員あすみの家計簿
漫画化している派遣社員あすみの家計簿。
漫画は家計簿というよりも元カレりっくんとの関係性・友達とお金との関係性が強め。
小説は、あすみとお金の使い方がより鮮明に表現されていました。
小説だけど、浪費家だった私にはやけに思い当たる節がありすぎて。。気が引き締まる気分にもなりました。
ドラマ化しても面白い作品になりそうだけど、しないかなーなんて思っています。
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