こんにちは、ひよこ@兼業投資家(@chick_invest)です。
ここ数年は、いつもの作家さんの本だけでなく、新規の作家さんの本も読んでみようといろいろ読んでいます。
その中でも「これは、よかった!!」というものをまとめました。
年末年始や連休時などまとまった時間のある時に小説・漫画を読もうと思ったときの参考になれば幸いです。
2023年に読んでよかった小説
月2・3冊、年間で20~30冊くらい読んでいます。
途中で挫折したものもありますが、マイペースに楽しんでいます。
ラブカは静かに弓を持つ
著者は、安壇美緒さん。
深海にいるような静かでいて、秘めた情熱が感じられる「ラブカは静かに弓を持つ」
チェロの演奏シーンや情景の描写がリズム感があり、生き生きとしていて、楽しかったです。
「先生にとっての師匠がその人ひとりであるように、俺にとっての師匠もまた、浅葉先生だけなんだということを、想像していただけますでしょうか……」
『ラブカは静かに弓を持つ』より
主人公の最後のけじめ(決断)もとてもほっとしたし、「自分の信じること」とは何なのか、ということを感じさせてくれた一冊です。
流浪の月
著書はBL作品でデビューし、本屋大賞を二度受賞している凪良ゆうさん。
少女誘拐事件の元被害少女と、元加害少年の純愛を描いた「流浪の月」
賛否は分かれると思いますが、今の時代だからこそ支持されるのだと感じます。
ごめんなさい、と心の中で謝った。 せっかくの善意をわたしは捨てていく。 だってそんなものでは、わたしは欠片も救われてこなかった。
『流浪の月』より
事実と真実。弱者であり続けないといけないという重荷。
「自分以外の人のことを軽々しくわかったつもりではいてはいけない」と戒められた一冊です。
競争の番人
著者は「元彼の遺言書」を読んでからすっかり虜になった新川帆立さん
エンタメ性があり、キャラクター・テンポがよく、公正取引委員会のむずかしさを感じさせずにサクサク読めました。
弱くても戦いますよ
『競争の番人』より
小勝負さんの芯の強さや状況を冷静に見極める力。ルールに従って戦う力を取得していきたいです。
息が詰まるようなこの場所で
著書は、タワマン文学の先駆者窓際三等兵こと外山薫さん。
きらびやかにみえる都会の縮図を描いた「息が詰まるようなこの場所で」
フィクションだけど、現実味があって「都会に住むということはこういうことなんだな」としみじみと感じます。
人間の数だけ地獄がある
『息が詰まるようなこの場所で』より
彼らの苦悩を嘲笑うか・共感するか。
私はめちゃめちゃ共感しました。
派遣社員あすみの家計簿 other girls
著書は、これは経費では落ちません・派遣社員あすみの家計簿など働く女性に共感した青木祐子さん。
派遣社員あすみの家計簿は、漫画版を読んですっかりハマって小説も読みました。
派遣社員あすみの家計簿の主人公のあすみを取り巻く女性視点で描かれた「派遣社員あすみの家計簿 other girls 」
こうでなくてはならないと思った
『派遣社員あすみの家計簿 other girls』より
一方方向からでは分からない事実がある。
何に悩んで、救われるのか。女友達のウラが垣間見れた一冊です。
2024年は読んでよかった作家さんの他の作品を読みたい
数年は今まで読んだことがない作家さんの本を読んでいます。
2024年は新しい作家さんよりも、読んでよかった!と思った作家さんの他の本を読んでいきたいと思います。
どの作家さんも個性的な作風ばかりで、いろいろ読むのが楽しみです。
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